日本維新の会副代表の吉村洋文大阪府知事
Photo By スポニチ
日本維新の会共同代表、大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事が14日、定例会見後、囲み取材に対応。任期満了に伴う来年春の大阪府知事・大阪市長選への出馬について、「決めていません」と語った。
日本維新代表・馬場伸幸衆院議員や、同党顧問・松井一郎大阪市長から吉村氏の知事選出馬を期待、示唆する発言がある中、「僕みたいな小童が馬場代表や松井顧問に評価していただけるのはありがたいことですが、政治家としての自分の進退は自分で決めます。自分の人生ですから。まだ進退について決めていません」と断言。知事2期目への去就について馬場氏、松井氏に話は「してません」とし、「出馬してもらいたいという話は随分前から当然受けてますが、僕はそれに出馬するとは答えていません」と話した。
25年の大阪・関西万博を知事として見届けたい思いはないかと問われると「そら、いろんな思いが複雑に絡まり合ってるというのが現状ですよ。ずっとやってきたワケですから」と本音も漏れた。だが、現在は「4月までの任期をしっかりやり遂げるのがまず、僕に課された重要なこと。大阪維新代表として、松井市長が公認候補は予備選挙で決めたいとおっしゃった。その役割を大阪維新代表として果たしたい」と述べ、都構想否決などこれまでの経緯を振り返り「今自分としてどうするのか、任期が迫ってくる中で向き合って判断する」と説明した。
知事以外にやりたい仕事があるのか、という質問には思わず笑み。「いや…あの…そうですね…これ言ったらまた、アレだから…」と苦笑いした後、「自由に発言するような立場で自由に生活したいというのはあります」と答えた。
続きを表示
