2024年2月27日(火) 20:21
メディアと権力の向き合い方について元大阪府知事の橋下徹さんに伺いました。
橋下さんは取材した記者に対して開口一番「政治とカネの問題だけは絶対に許してはいけない」と記者の目を見て力強く述べ、自らの経験を踏まえて次のように指摘しました。
元大阪府知事 橋下徹弁護士:
「一つはこれまでメディアと県庁、知事との関係が厳しかったかどうかですよね。情報をもらうということにおいて『記者会見に入れてもらう』という意識で『情報を頂く』という意識で、なあなあの関係になっていたら、それは政治行政は良くならないですよ」
「大阪では僕はメディアと毎日大ゲンカしていましたよ。大ゲンカしていたけれどめちゃくちゃ厳しかったらだからメディアが県民を代表しているという自負と使命感があるんだったら県民のために政治行政をいい方向へ動かさなきゃいけないですよね」
「メディアのみなさんは日々知事や県庁と対峙するわけだから、『ここはおかしい』ということがあれば県民を代表して良い政治行政になるようにメディアが頑張るべきだと思います」
「僕は政治とメディアというものは民主国家の両輪の関係だと思っているので」